お空に帰った小さな天使① ~ 妊娠発覚、食べづわりと高血圧 ~

不育症

これは、私が実際に経験した 妊娠・胎児発育不全・不育症・中期中絶 の体験談です。
 当時、「同じような経験をした人はどのように乗り越えたのか」他の方のブログを読むことで、
 少し前を向くことができました。
 宿った命をお空に帰してから3年が経とうとする中「私の経験が誰かの役に立てば…
 という想いで、この体験談を投稿しようと決意しました。
 このサイトを立ち上げた第一の理由でもあります。
 当時、悩んで悩んで、涙が出なくなるくらい泣いて、私達夫婦は中期中絶という結論を出しました。
 中期中絶は、自然死産ではなく、人工死産です。人それぞれ様々な解釈があると思います。
 このような内容でお気分を害される方は、ここから先は読まないようにしてください。

新しい職場で適応障害になり(詳細は過去の投稿を…)退職することを決断してから数週間後、
私のお腹に小さな命が宿っていることがわかりました。
もともと月経周期は正常な方だったので、早めに自覚できました。
かかりつけの産婦人科でエコーをして確認すると、まだ胎嚢しか確認できないくらいの早さ😁
2週間後に再診してもらい、CRL(頭からお尻の長さ)9.8mmの赤ちゃんを確認!!
適応障害になってから半年ちょっと、気持ちが沈むことが多かったこの時期。明るいニュースが舞い降りて、とても嬉しかったです🎵

3回目の受診(9w1days)
CRL21mmに成長し、手足も確認できました!
予定日も計算してもらって、早くも予定日が待ち遠しかったです。
この頃から、食べづわりが出てきて、何か口にしておかないと気持ち悪い状態でした。気持ち悪くなると、飴をなめてみたり、ガムを噛んだり。ナッツ類を食べたりもしていました。
そして、食べづわりよりも深刻な問題が・・・
私は健康診断等で血圧を計ると、必ずと言っていいほど高血圧の数値になります…。
家で計ったら正常範囲内の上の方でおさまっているのですが、外で「血圧測定です!!」みたいな雰囲気になると緊張もあいまって145/80とかに爆上がり・・・
その後、深呼吸をしてどうにか130/75くらいになったりもします。余計に緊張して、更に上がる時もありました💦

横道にそれますが、この妊娠の数か月前に、卵巣内の奇形種を取る手術をしました。
今まで、健康そのものだった私は、手術はおろか入院すらしたことがなかったのですが、初めての手術に緊張しまくって、手術台に乗ってすぐの血圧が200まで上がっていたそうです…
現在は、少しマシになってきましたが、本当、父親ゆずりのこの体質(性格?)どうにかしたいです😥
そんなこんなで、家で血圧手帳を書いていく日々の始まりです。
ちなみに、この日の病院での血圧は137/83→140/81 2回目を計る時に何かしら焦っていたんでしょうね…😅

・・・・・・・・・
当時は、特に日記をつけることもしていなかったので、エコー写真のアルバムの一言欄や母子手帳の記録、主人に送っていたLINEを読み返すことで、記憶を遡っています。
まだ、胎児発育不全だという診断が降りる前の話ということもあり、あっけらかんとした当時の自分の感情のままに文章を打っている感じです。
このことがあってからしばらく、血圧の病院にも通った結果、現在は数値も落ち着いており経過観察の日々を送ることができています。血圧に関して、今のように落ち着いて過ごすことができているのは、この赤ちゃんのおかげだと思っています。

次回は、かかりつけの病院から大学病院を紹介された時のことを書いていく予定です。
それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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